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最後の保育園

過ぎし日の思い出第20弾!
去る3月17日、前職場の保育園へ遊びに行ってきました。
早くも4年前、前職場にて社会人及び保育者としてのスタートを切りました。
当時、担任させていただいた2歳児の子ども達が早いもので3月に保育園を卒園しました。
卒園前に最後に会っておきたいと思い、最後の保育園訪問をしてきました。
4年も経った今でも子ども達が僕を覚えていてくれ、僕を見つけるや否や「せきぐちー!」と駆け寄ってきてくれました。
鬼ごっこ、雪合戦などもしつつ、子ども達が童歌遊びをいくつか教えてくれ、一緒に楽しむことができました。
本当に懐かしく、楽しいひと時でした。
また、保護者にも何名かお会いし、中には退職以来一度もお会いしていなかった保護者もおり、一言二言お話させていただくこともでき、良かったです。


社会人1年目だった前職場では初めてぶち当たる壁ばかりで、一時は鬱病の初期段階のような状態の時もありました。
子どもとの関わり方もままならず、故に信頼関係も築けず、子どもに翻弄され、正直子どもを可愛く思えなかった時期もありました。
しかしながら、両親や恩師、友人の励ましや支えもあり、辛い状況が続いても粘り強く仕事を続けることができ、そのお陰で子どもとの関わり方のコツも次第につかむことができ、子どもが自分についてきてくれるようになってからは子どもが可愛くて可愛くて仕方ありませんでした。
最初は辞めることしか考えていませんでしたが、次第に続けようかという気持ちも出てきていた頃、園長先生から「実は緊急雇用喪失事業という国の制度があって、関口はその対象の保育士だったので、3月で退職になる」と告げられ、とてもショックだったことを覚えています。

退職した当時は「絶対に卒園式は見に行きたい!」と思っていました。
しかしながら、社会人2年目以降も職場は変わっても保育者という職業を続けていくうち、次第に「自分は子ども達のために何をしてあげられたのだろう?」、「もっとしてあげられたことがあったのではないか?」という思いが年々強くなり、自分が子ども達に尽くすことができたことなんて本当に微々たるものだったと思うと卒園式という場に自分が出席することはあまりにもおこがましいことだと思うようになり、最後は陰ながら見守ろうと思い、卒園式前に保育園を訪問させていただくことは自分の中でずっと前から決めていたことでした。
幸か不幸か卒園式の日にちは現職場の卒園式と重なり、どちらにせよ参加することはできませんでした。
ただ、自分の気持ちを園長先生に話したところ、園長先生は「子どもは自分で育っていくもの。周りの大人の姿を見て学び、気づき、育っていくもの。大人が子どもにしてあげることなんて何もないんだよ。だから、卒園式を見に来ることくらい何も気にすることなんてないんだよ」と言っていただきました。
園長先生のお言葉を聞き、逆に「子どもに何かをして“あげる”という考えの方がおこがましいことだったのではないかと気がつきました。
子どもが自分でできるのにそれを先に大人がやって“あげて”しまうことで子どもが持つ可能性を潰してしまうことにもつながりかねません。
子どもが自ら取り組み、挑戦することを見守り、子どもが壁にぶち当たって初めてできない部分だけ手を差し伸べ、最終的には子どもが自分でできたという達成感を実感してもらうことの大切さを改めて教えていただいたとともに、自分がこれまで抱えてきた、前職場の子ども達へ対する未練というか、後悔というか、「〜をやってあげられたのでは」というある意味重荷のような気持ちがすっかり消えてなくなったような気がしました。

上記の通り、卒園式へは行けませんでしたが、園長先生の他、保護者にもまた「卒園式、来るんですか?」といったように声をかけていただき、何より子ども達にも「卒園式、見に来てね!」、「また会えるよね?」と声をかけてもらえたことは本当に僕の誇りですし、前職場で働けたことは本当に僕の一生の宝物です。
1年目で至らない部分もたくさんありましたが、根気強く育てて下さった園長先生始め職員のみなさん、温かく支えて下さった保護者のみなさん、そしてこんな僕をキラキラと澄んだ瞳で慕ってくれた子ども達のお陰で今の自分があるのは言うまでもありません。
今回で保育園へ行くのが最後だと思うと本当に別れ際は涙が出そうになりましたが、大げさかもしれませんが生きている限り、また絶対どこかで何かしらの縁があることを信じています。
前職場での思い出と経験と誇りを胸に、これからも保育者として精一杯歩んでいきたいと思います!

〈おまけ〉
保育園の帰り、いつもと違う道を通って帰ろうと道を曲がったところ、僕の現職場1年目に在籍し、その後姉妹園へ転勤になったH・N先生に偶然ばったり(笑)!
H・N先生には普段からメールや電話で悩みや相談を聞いていただいており、10分ほど立ち話をさせていただきました。
この2週間前にもお会いしたばかりでしたが、この日もまたお会いできて嬉しかったです!

〈リンク〉
http://importants.jugem.jp/?eid=63(バナナの木)
http://importants.jugem.jp/?eid=156(保育園での1年間)
http://importants.jugem.jp/?eid=203(かけがえのない出会いから1年)
http://importants.jugem.jp/?eid=207(久しぶりの保育園)
http://importants.jugem.jp/?eid=225(小麦色に焼けた子ども達)
http://importants.jugem.jp/?eid=247(成長した子ども達〜2012年度運動会〜)
http://importants.jugem.jp/?eid=294(大人びた顔立ちの子ども達)
http://importants.jugem.jp/?eid=314(かけがえのない出会いから2年)
http://importants.jugem.jp/?eid=354(運動会を終えた子ども達)
http://importants.jugem.jp/?eid=396(かけがえのない出会いから3年)
http://importants.jugem.jp/?eid=424(年長となった子ども達〜2014年度運動会〜)


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  • 2017.06.24 Saturday
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